仙台市・公益財団法人せんだい男女共同参画財団が主催する、『性暴力被害者支援スキルアップ講座2022』、9月3日（土）に第1回目の講座を受講いたしました。講座は、全4日間、12月まで開催され、全プログラムを受講することで修了証も発行されます。
今回の講座は、性暴力被害者支援に関する内容ですが、性暴力被害の背景には様々な状況が複雑に絡み合っており、生活困窮や就労の課題も浮き彫りとなる場合もかなりの割合で見られ、解決に至るまでには支援と時間が必要となります。
近年、SNS利用の低年齢化による若年層の性暴力被害が増えていることも事実です。加害者がSNS等でのやり取りにより個人の情報を短期間で引き出し、言葉巧みに動画や画像を入手し、AVや児童ポルノに引き込むケーズも多くあり、動画や画像の削除や未然に防ぐための支援を、民間団体等は24時間365日体制で行っています。
若年層の性暴力被害が広がる背景には、若年層の性に対する正確な情報の少なさや知識不足があるということで、性教育の必要性を改めて感じました。
今回、キミノトナリのメンバーが、4名受講致しました。（実は、お互いに受講することを知らず、会場で会って驚き、思わず写真を撮ってしまいました。）9月、11月には、DV・性暴力の市民講座も開催されます。興味のある方は、https://www.sendai-l.jp/kouza/ で検索してみてください。（仙台市男女共同参画推進センターエル・パーク仙台/エル・ソーラ仙台の講座・イベントページに飛びます）
スタッフ 金野純恵
