取材を受けています

日中は暑いのに、朝晩はまだまだ涼しい仙台です。

昨年6月に設立した特定非営利活動法人キミノトナリは1周年を迎え、先日、第一回定期総会を開催することができ、ほっとしています。

とはいえ、おかげさまで当団体について周知が進んできているのか、毎日のように新規相談が入ったり、難しい継続ケースもあるため、一息つく暇もありません(;^ω^)ありがたいことです。

6月1日のKHB東日本放送「チャージ!」、ケーブルテレビCAT-V「みんなのテレビ」オンエアを皮切りに、現在、複数のテレビ番組の取材を並行してお受けしております。

相談者さんのプライバシー保護の観点からすると、情報をなるべく出さない方がいいのですが、快く取材OKをしてくれた継続支援の妊産婦さん達のご協力を得ながら、個人が特定されないよう細心の注意を払って、取材を受けています。

私たちは、宮城県の、この国の、予期せぬ妊娠を取り巻く状況について広く知って欲しいという一心から取材をお受けしています。

誰かが知らせなければ、なかったことにされてしまいます。

虐待、DV、貧困、性教育の不足、男性優位社会の悪しき弊害などの問題が予期せぬ妊娠につながっていること、公的な支援の網の目からこぼれ落ちる妊婦さんがたくさんいることを、一人でも多くの方に知って欲しい。

人間は、今のところ、人間からしか生まれないのです。

そして、赤ちゃんは、経済的に恵まれた“普通の夫婦”のもとにしか生まれないわけではありません。

生まれて来た子どもは、どんな状況であれ、幸せに育つ権利があります。
そのことに気づいている“普通”の人は、どれくらいいるでしょうか。

ひとりひとりが幸せに生きていける社会を作るために、これからもがんばります。

※写真は、当団体スタッフが新聞記者さんの取材を受けている様子を取材しているテレビ局のディレクターさんの図、です(^^)

代表理事 東田美香